2012年 02月 20日
ジャッジ |
ストライク
まぁ、息子が野球なんかやってると
父兄審判なんかをやらされる訳で、
僕の様な野球経験者ではない輩は、
オドオドしながらやってるという。
で、どうせやるならカッコ良くやりたいと
野球連盟に登録して、現在は一応ですが審判2級。
今度の3月に準1級の試験を受ける訳です。
イロイロ経験させてもらったおかげで、
分かったことが1つあって、
それは「堂々とジャッジする」、
それが一番カッコ良く見えると思う。
だから、そこはいつも意識してるのだけど・・・・
ある日の練習試合。
僕が2塁の審判のとき、息子がランナーで2塁に。
飛び出した息子が2塁に戻るとき、野手がタッチを。
息子の背中にタッチした様に見えたけど、
僕にはギリギリ息子が倒れこんで
タッチをかわした様に見えた。
さあ、どうしよう。
ここで「セーフ」と言ったら相手チームからの野次は必至。
タイミング的にもアウトだし、
「まぁ、自分の息子だからアウトにすればいいか」とか。
けどタッチをしたトコを僕は見ていない。
かといって「タッチしてない」とは100%言い切れない。
両チームが納得するのは「アウト」のコール。
そこのバランスを考えれば・・・・・
以上考えること、その間1秒。
「セーフ!!」
あーあ、言っちゃった。しかも自信たっぷりに。
審判の意地が勝っちゃった。
敵も味方も息子も関係ないや、
自分のジャッジを信じよう。
相手チームのママさん達や監督、選手達から
「アウトでしょー」と想定通りの野次が。
「決めるのは、あんた達じゃない、俺だよ」と言わんばかりに、
両手を水平に広げるセーフの構えを正面に見せつけた。
それでも内心「やっちゃたかぁ?オレ・・・・」と。
正直90%、僕のミスジャッジかなと。
その日の夜、息子に恐る恐る聞いた。
「タッチされた?」
「されてないよ」
「本当?」と何回も確認した。
よかったぁ・・・・・
ジャッジとは自分自身との闘いだ。
by claviclecoffee
| 2012-02-20 00:47
| 審判
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Comments(2)
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by
G45
at 2012-02-20 19:15
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審判準1級を狙っちゃうのですか! すばらしい! なんでも、初めから出来る事は、無い。俺もソフトボールでの数々のミスジャッジが宝物です。審判は、二つに一つの判断を即時にする。それが、カッコよさを引き出すよね。しかもしっかりとした態度・声で! いつかコールのあとに、『かも・・』をいれてみたいね。『アウト!かも・・』なんてね(^^) ただし『かも・・』は、小声で。では、土・日の練習試合も、連敗ばく進しちゃいますか・・ PS いろんな思いがあって、今、俺のテンションは、右肩下がり・・・・・・・・・・ (--)
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by
claviclecoffee at 2012-02-20 22:30